[ほ]法界定印

ほっ-かい-じょう-いん

静坐(黙想)のときに組む手の形のことを指します。元は坐禅の際に手で組まれる印の形(仏陀の禅定印)です。武士の宗派として知られる曹洞宗では、坐禅の際に法界定印を組みますが、それが受け継がれ、剣道の静坐においても行われるようになったものと思われます。
丹田(へそのやや下あたり)に右手を置き、掌(てのひら)を上に向けます。その上に左手を掌を上にして重ね、右手で軽く包み込むようにします。手は全体的に丸みを帯びた形になります。両手の親指は手の上部で円を結ぶようにし、先端をかすかに合わせます。

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